”HERTLING” IS BACK!!!! NEW TROUSERS FOR YOUR WARDROBE

10/06/2019

やっっっと到着しました。まず初めに、今年の夏HERTLINGを楽しみにしていらしたみなさま、ゴメンナサイ。HERTLINGが初入荷した時のブログや店頭で自信満々に"シアッサカーやリネンも入ってくるので楽しみにしててください!"なんて大口叩いてましたが、HERTLING側の事情で時期が合わなくなってしまい、結果的に入ってこず...
しかし!!今回の秋冬はみなさまのガッカリを払拭する素晴らしい出来です!!

アメリカ最高峰のトラウザーズを作るHERTLINGについては前回のブログをどうぞ。

前回の入荷でファンになった方、なんとなく気になっている方、HERTLINGってなんぞの方、全員に心の底からオススメしたいトラウザーです。

夏にいろいろとごたごたしてしまった理由の大きな部分は大規模な工場移転でした。
ブルックリン内ではありますが、工場の設備ごと移転するわけですからかなりの重労働。苦労の末移転した新工場にバイヤーヤザワがお邪魔してきたのでそのときの様子からどうぞ!

それまでの工場は前回のブログに載せていますが、趣のある雰囲気だったぶん空調等の設備面がボロボロだったらしく、それらも含めて一新したようです。


以前の工場よりもいくらかモダンにはなりましたが、大きな窓とレンガにブルックリンを感じます。


バイヤーヤザワとCEOジャスティン!


元ラルフローレンの彼だけあって、ファクトリー感の強かったHERTLINGをしっかりとブランドへと押し上げました。

それではお待ちかねの商品紹介です。引き続き継続のコットンチノトラウザーズ、秋冬新生地もありますよ。早速チノから行きましょう。


細かな仕様は前回同様、大きく違うのはツープリーツである点。そのプリーツも内向きに入るフォワードプリーツです。このプリーツの向きについてはいろいろあるんですが、個人的には外に向くリバースに比べ、内向きのフォワードの方が立ち姿・歩く動作が美しいと感じます。

Cap: Old Soldier
Shirt: Individuaized Shirts
Sweater: Tailored Industry x Usonian
Shoes: Vans

リバースは動くたびに外に向かってプリーツが"開く"ので、なんとなく重たい印象に映るんですよね。ちなみにジャスティンも "Usonianみたいにクラシックなお店ならフォワードでしょ!" (ちなみにラルフはフォワードのパンツが非常に多いです)と言っていました。
前のフラットチノと比べても立体感が出るのでコーディネートに奥行きが出ます。
股上もしっかり深いのでバランスも◎


そしてどうですかこの曲線。やはりヒップ周りのおさまりの良さからの流れるようなワタリ→裾にかけての緩やかなテーパーはHERTLINGならではです。
というわけで、フラットフロント(ノープリーツ)はBILLS KHAKISに任せて、エレガンス漂うHERTLINGは全てプリーツ入りです。エレガンスとは言ったものの、上のタカナシのようにスニーカーにキャップで合わせてもバッチリ。ふり幅広いです。
そんなタカナシが履いているのが新秋冬生地モールスキン。


モールスキン 訳:モグラの革 なわけですが、本気のモグラレザーではありません。ビロードのような手触りのモグラレザー(に生えてるヘアー)をコットンを起毛させることで再現したのがモールスキンです。もちもちとした弾力のある手触りながら非常に強靭であるのが特徴で、ハンティングなどアウトドアスポーツのパンツやジャケットによく使われていました。コットンであることからもわかるように手入れが簡単で、冬に履くカジュアルパンツとしてはコーデュロイに並ぶ位置づけですが、日本ではさほどポピュラーではない生地だと感じます。ヨーロッパではワークウェアに使われることが多いので、フレンチのモールスキンなどビンテージ好きの方はご存知でしょう。


今回HERTLINGでご用意したのはブラックとブラウンの2色なんですが、こちらの2つは正確には生地が違います。どちらもモールスキンであることは間違いありませんが、ブラックはよりヘビーな起毛の強いもの、ブラウンは暖かな色味を活かすべく若干起毛を抑えた柔らかい質感です。


どちらも上着を選ばない色ですが、陰影が美しい生地を活かして同系色で合わせるとより季節感を楽しめそうです。


さらに今回の目玉のチェック!!
本来スポーツコート(ジャケット)に使われるヘビーなウールですが、ツイードとは違い滑らかな手触りです。こちらも古着好きにはおなじみ、英軍パレードパンツのような雰囲気を想像される方も多そうですが、あの乾いたチクチクする質感ではなく、重厚感がありつつもちっとした質感です。要するに最高というわけです。

これはもうがっつりプレップに仕上げましょう。
Sweater: Rowing Blazers
Shirt: Individuaized Shirts
Shoes: Rowing Blazers x Sperry Top-Sider

これの何がいいって生地が大変上質なのと仕立ての良さが相まって全く子供っぽさがないところですでもポップな色と合わせると遊びが効いて楽しいですよ。個人的にハートを撃ち抜かれたのが

上に微かに入るブルーのオーバーン。これが本当に綺麗す。ここの色を拾ってブルーのシャツも相性良さそう

シルエットは全部同じ


前のフラットチノと比べても立体感が出るのでコーディネートに奥行きが出ます
股上もしっかり深いので


お店のいろんなものと良すぎるのでこのまま延々と紹介し続けられますがさすがに長くなってきたのでここまでにしておきます
オンラインにも近々アップ予定ですわくわくしていてください
お待たせいたしました、オンラインアップ済みです!各写真にリンクがあるので飛んでください。

モールスキンの余りの手触りの良さに思わずニッコリするタカナシ氏






ハヤノ カイ

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