DETAIL UPDATES: INDIVIDUALIZED SHIRTS

1/31/2020

先日はお休みありがとうございました!今日のブログはちょっとしたアップデートのお話し。当店の看板でもあるINDIVIDUALIZED SHIRTSは1961年の創業以来、ずーっと同じようにシャツづくりをしてきた…わけではなく、“アメリカンクラシック”のベースはありつつも時代に合わせて少しづつバージョンアップをしてきました。





とは言え、女性のファッションの流れに比べ、男性のファッションはとても緩やか。ワンシーズンでパンツからスカートへ移り変わる中、スーツのラペルやダブルの幅は数センチ変わる程度の変化しかありません。それ程に保守的なクラシックメンズファッションですが、それだけの変化でも印象を変えられるわけです。

シャツのタックアウトはいかにもプレッピーな着こなし
シャツも外に出して着るスタイルが主流になりつつあった10~15年ほど前、シャツの裾のアールが緩くなる仕様変更がありました。昔からそこまで深いえぐりではありませんでしたが、こうしてみると結構ちがいますね。


と、ここまでは昔の話。
今回新たにアップデートされたのは前立てと


剣ボロです。


写真だとちょいとわかりにくいですが、幅が細くなりました。
旧仕様の幅が4インチ、それが


新仕様で3.25インチに。


小さいですが、比べると結構ちがいます。
先月末入荷した分から変わっていますので、店頭では現在2通りが混在しています。もしもご希望であればお好きな方でご用意できますので、ご気軽におっしゃってください。

気になる理由についてですが、プレジデントのジムに直接聞いてみたところ、いかにもアメリカらしい回答が返ってきました。
























ジム−“なんとなく”

いやはやなんともアメリカン。素晴らしいです。これでこそアメリカンメイド。
こんな感じの言い方ではありましたが、彼らなりの時代に合わせた変化なのでしょう。こうして変化をしてきたからこそ、50年以上も愛されてきたんですね。

というわけで、“なんとなく”前立てと剣ボロ幅が細くなったインディビを今後ともよろしくお願いいたします。
来週からジムも日本にいる予定なので、気になる方は直接聞いてみてください。もしかしたら違う答えが聞けるかもしれません。

ハヤノ カイ

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