動き出しの遅かった今年の秋冬ですが、ようやく少しづつアメリカから届き始めています。そのうちの一つで、今季から取り扱いを始めたRIDGEWOOD CAPS。お初なので、ひとまず紹介から。

94年にブルックリンで創業した帽子メーカーのプライベートブランドで、2020年の現在に至るまでの間、名だたるブランドのOEMも務めて来ました。老舗呼ぶには若いメーカーですが、OEMを多く経験しているだけあり、作りの良さは折り紙付き。アメリカらしい大雑把さはありつつも、とても丁寧に作られているのが縫製から伺えます。

中でも僕も待ち望んでいたのが、レザーのバケットハット。

バケットは前々からやりたいね〜と話してはいたのですが、納得のいくモノはそう簡単には見付からず。その時発見したのがこれでした。ベンチレーションも無く、ツバは短めで程よい角度。リボンや刺繍などの装飾は無く、ニュートラルな面持ち。そしてなんといっても素材がスウェードであること。スウェードレザーのバケット自体そこら中にあるモノではありませんが、形がドンピシャ＋なんといってもアメリカ製であるなんて好条件は中々お目にかかれません。

入荷してから改めて被ってみて、良さを確信しました。滑らかなスェードのボディに、キャップにはない柔らかな雰囲気。スポーティかつクラシックアメリカン、かつ今にも通ずる定番品。まさしくUSONIANを体現するバケットです。

色は3色。

チョコレートのような深みのあるブラウン。

1番明るいサンドベージュ。

そして実は最も曲者なブラック。

コーディネートもへったくれもない帽子だと思いますので、お気に入りをカッコよく被っちゃってください。考えすぎない方がかっこいい気がしてます。

RIDGEWOOD CAPSというだけあって、もちろんキャップも入れてます。

デニムxブラックスウェードと

洗いのかかったデニムにはサンドスウェード。

無地のコットンツイルシリーズは染めナシのナチュラルと

ブラウン、ブラック。

比較的多いアメリカ生産のキャップメーカーの中でも、稀にみる丁寧な作り。日本で展開してるお店は希少です。気なる方はぜひお店でお試しください。

オンラインも近々アップ予定です！

ハヤノ カイ