NEW ARRIVAL LOWERCASE
4/06/2018Blogを書くのはいつぶりでしょうか。
間が空いてしまって申し訳ありません。
久しぶりのブログは先月行っていたNYで仕入れてきた "MADE IN NYC" のアイウェアブランドのご紹介です。
2015から活動をスタートしたNY・BROOKLYNのアイウェアブランドです。
活動開始から2年の歳月をかけて、材料の選定やマシンの開発、試作品の開発などを行い、
2017年1月から最初のコレクションの販売をスタートさせました。
彼らのアイウェアはGERARD・BRIAN・RYANの3人の手によって全て作られ、
材料はイタリアや日本の生地が使用されています。
マシンを使った工程もありますが、最終的な仕上げは彼らの手作業によって行われています。
まずは工場の様子をご紹介いたします。
工場はNY・MANHATTANから電車を使っておよそ1時間ほどで行ける、
BROOKLYN ARMY TERMINALという場所にあります。この場所は1919年に完成した、当時アメリカ最大の軍事供給施設です。
1970年第にNY市に売却されるまで、アメリカ軍の各戦地に軍事物資を送るための基地として使用されていました。
現在では一部を改装して、小さなブランドの工房やバックオフィス、倉庫などとして利用されています。
現在も当時の面影を色濃く残しており、アメリカの国立史跡に登録されています。
建物マニアではないですが、実際に訪れると建物のスケールや雰囲気に圧倒されます。
彼らの工房はこの建物の無機質で広い廊下を抜けた一室にあります。
日本の建物にくらべて高い天井と大きな窓は開放感があり、清潔感を感じます。
生地はブランドの簡単な説明にも記載したようにイタリアや日本のアセテート生地(一部
ビンテージ生地も使用)を使用しています。
この生地は全てイタリア・日本の国内で作られた生地だけを使用し、中国などで安価に作られた生地は使用していません。
用意された生地は24時間かけて水分を抜き、何枚かを重ねて一枚の板状にすることで、
アセテートならではの深いグラデーションを生み出していきます。
これがアセテート生地の良さのひとつで、オイルベースの生地にはない色の深みとなります。
出来た材料の板はこちらの機械で大まかなフォルムに自動で削られていきます。
このマシンはアメリカ・デンマーク・ドイツなどのマシンを組み合わせて自分たちで作ったとのこと...びっくりです。
粗削りされたフレームとテンプルはいくつもの工程をへて、角の丸みやツヤを出していきます。
この木のチップもバリとりのために使われています。
バレルの中に荒削りだした材料・チップ・特殊な薬剤を入れて、回すことで丸みを出します。
こうした工程をへてフレームに丸みを持たせ、フロント部分とテンプルを組み合わせます。
そして最後にバフがけを行い仕上げていきます。このバフがけ作業は細かい調整が必要なので、
人の手によって行われます。
このすべての工程をデザイナー3人のみで行っている正真正銘の MADE IN USA、
MADE IN BROOKLYNです。
最後に製作風景の動画も添付しますので、そちらもご覧下さい。
ここで終わりではありません。
続いて取り扱いモデルのご紹介です。
Marlton (Crystal & Olive) / 32,000YEN(EX-TAX) |
オールラウンダーなウェイファーラタイプのモデル"Marlton"
女性・男性とわずに着用いただけます。夏に向けてさわやかなクリアモデルが特におすすめです。
Dakota(Red Tortoise & Black) / 32,000YEN(EX-TAX) |
続いてアバンギャルドなオーバルモデル"Dakota"。
他のひととは被りたくないあなたにおすすめです。
かけてみると嫌味がありません。僕はこちらを個人買いしました。
Fitz(Caramel) / 32,000YEN(EX-TAX) |
夏にビーチでこちらをかけてカクテルなんて飲んでたら、気分はジェームズボンドでしょうか。
きっとボンドガールもいちころです。
欧米人向けで、日本人だとかけにくいなんてこともありませんので、
ぜひ夏を前にゲットしてください。お待ちしております。
USONIAN GOODS STORE
矢澤
OMAKE
LOWER CASE CREW |
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