健全な精神は健全な身体に宿る。家にこもりっぱなしで映画を見たりたんまりあるアーカイブ誌を読み漁って普段よりもスローに過ごしていますが、流石にここまで家にこもっていると身体も鈍ってきます。

さて、日本同様もしくはそれ以上に厳しい状況にあるアメリカですが、NYより楽しみにしていた B SIDES の製品が入荷してきました。本日はそちらのご紹介。

まずは簡単にブランドのおさらいから。B SIDES は 長年の友人であった、Claire Lampert と Stacy Daily の女性2人によって設立されたブランドです。設立当初は Where I from と名付けられたオンラインのビンテージブティックを運営していました。ビンテージ製品に触れる中で自分たちのデニムを作るようになり今日の B SIDES としてスタートしました。

デニム製品はアメリカで作られた生地を用いてLAの工場で縫製・加工されています。生地はビンテージのただの再現にとどまらず、当時デニム生地を生産していた現存している工場を訪ねて実際に同じ工場で生地を作るなど、素材の段階からこだわりを持って作りこんでいます。

PLAIN HIGH STRAIGHT / 20,000YEN(EX-TAX)

それではナチュラルカラーのデニムパンツから。PLAIN HIGH STRAIGHT と名付けられたデニムは綿の自然な色をそのままに柔らかな色に仕上げています。綿は一般的にハッキリとした白に仕上げることが多く、不純物を取り除いたり脱色を行うなどして白を作りだしていくのですが、B SIDES のデニムは脱色を行わず必要以上にガラを取り除いていない綿を使った生地なので本来のナチュラルな雰囲気が活きています。




また、こちらのパンツはすでにウォッシュがかけられていますので、糊が効いた固い手触りではなく初めから柔らかく馴染みが良いです。それに丈詰め後の洗い縮みの心配が無いので、長く感じる場合はすぐに丈詰めしても問題ありません。

肝心のシルエットですが製品の名前にもあるようにハイライズストレートシルエットです。そのままですね。

ライズとは股上のことなのですが股上が長めにとられています。長めと言ってもワークパンツなどの様に深く図太いシルエットではなく、ウエスト位置が高くなりフィット感がより良くなると言えばイメージがつきやすいかと思います。パンツの位置が高くなると言うことは足長効果があり、タックインした時にお腹周りをしっかりとホールドしてくれてシャツなどがモタつきにくいです。

裾にかけてはテーパドしておらずストンと落ちるラインになっています。股下もあまり長くありませんので大体の方が裾上げせずそのまま履けると思います。ダッドシューズとかは相性が悪いですが、レザーブーツやシューズ、ローテクスニーカーなどとの相性は抜群です。夏はレザーのサンダルがナチュラルな雰囲気と相まって良さそうです。




お次はウエスタンシャツ。フランスのビンテージファブリックをシャツに落とし込んだウェスタンシャツ。白無地のタイプは元の生地に施された繊細なハンドワークをバランスよく配してデザインの一部にしています。また、使われている生地はそれぞれ異なりますのですべて1点もの。人と被りません。

Wesstern Shirt / 37,000YEN (EX-TAX)

ウエストで切り替えているタイプは襟と、ウエストから下がシャンブレーのような生地に切り替わっています。こちらのシャンブレー部分は新しい生地なので、着込んで色落ちをしてきた時の経年変化に期待ができそうです。






最後にスタイリング。たまたまウエスタンシャツをきていたのでパンツとのコーディネート。シルエットはこんな感じです。





履いているのは28inchです。
表記はそれぞれ 27inch・28inch・29inchですが実寸はそれぞれ3inchi アップですので、
27inch→実寸30inch・28inch→実寸31inch・29inch→実寸32inchとなります。
そのほかの詳しいサイズはWEB SHOPに掲載してありますのでぜひそちらをご参考にしてください。

それではこのへんで。
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