AMERICAN TRENCH ”DOWN FILLED VENTILE PARKA” THE ALL MIGHTY COAT
10/23/2018
今週から突然の寒さですね。
昨晩から家の中が寒すぎてお店にいる時よりも厚着をしている気がします。
来る冬に備えようとしている今、前回のブログでお約束しておりましたAMERICAN TRENCHの大物をご紹介するときがついにやってまいりました。
写真多めで参ります!!!
DOWN FILLED VENTILE PARKAと命名されたこちらの逸品は、その名の通りダウンが詰まったベンタイルのパーカーです。
ダウンそのものはクレセントダウンワークス製、当店でも今季から別注で取り扱っているシアトルのダウンメーカーです。
750フィルパワーと街着としては十分すぎる性能。
特筆すべきがそのシェル。第二次大戦中に英国軍によって飛行機乗りの為に生み出された、コットン100%ながらも最高水準の防水性能を誇る "Ventile / ベンタイル" を贅沢に使用しています。
これだけであればただの素晴らしいアウターで終わってしまうのですが、ここで終わらないのがAMERICAN TRENCHです。
このベンタイル、裂け止めのリップストップなんです。
アメリカ好きの皆さんにはジャングルファティーグなどでお馴染みのリップストップですが、それをベンタイルに組み込んでいる衣類はなかなかありません。
ベンタイルの防水性能の肝となってくるのは綿の繊維の長さです。アメリカ製の超長繊維であるSupimaを使用して、スイスで生地に織られています。
糸もアメリカ製…いいですね。
これだけでもかなりのオーバースペックであることは十二分に伝わっているとは思いますが、折り返しになっているジグザグステッチのフードや、ストームフラップ、ウールフランネルのライニング付のハンドウォーマーなど、細かい部分にも手を抜かないアメリカ製らしからぬ(?)物づくりには本当に驚かされます。
軽くて暖かい素材でありながら、濡れてしまうと保温性が失われてしまうダウンと、
防風・防水であるもののそれ自体には保温効果のないベンタイル。
それだけに、これらの2つは組み合わせることで信じられないほどのスペックをもったアウターになります。
シルエットも抜群です。丸いシルエットになりやすく、クリーンなコーディネートには向かないダウンですが、細めのアームホールとシェルに硬さのあるベンタイルの組み合わせは、ダウンを着ていることを忘れさせる美しいシルエットを作り出します。
"一生モノ" の言い回しがやや陳腐になっていることは重々承知ですが、あえて言いましょう。
これは一生モノのコートです。
当然安くはありませんが、袖を通せば必ずご納得いただけるはず。
当然安くはありませんが、袖を通せば必ずご納得いただけるはず。
因みに、オリーブグリーンは全世界で当店だけの特別入荷です!
それでは次回のブログで!
ハヤノ
ハヤノ
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