WHY WALLABIES?

9/30/2020



9月も今日で終わりますね。

茹だるような暑さもいつの間にか和らぎジャケットを羽織れるようになりましたね。
昨年は秋が短く、すぐに冬になってしまったので今年こそ思う存分秋服を楽しみたいと思います。

なんだか今年は茶系を身につけたい気分でして
今日も頭の天辺から足までブラウン系統ですい。

さて、昨日ハヤノからもお伝えしましたが新規商品がようやく入荷してきました。

その中から茶系の商品をご紹介です。

WALLABEE
COLA SUEDE
UK7H~UK9H
23.000+tax


皆様ご存知のクラークスから、ワラビーが入荷しました。
クラークスはイギリスのブランドでなぜ仕入れたのか疑問に思われている方も
いらっしゃる事かと思いますので取り扱いした理由をお話しさせて頂きます。

当店はこれまでのアメリカ/今のアメリカを
INDIVIDUALIZED SHIRTSを通して表現していくお店です。

もちろん、
アメリカブランドでアメリカ製の商品も積極的に取り揃えたいと日々思っています。

しかし、リアルなアメリカとは?と言及していくと
アメリカブランドだけではないと思うんです。

現に、今回ご紹介しているクラークスがいい例だと思います。
今からご紹介する内容をご一読頂ければ納得して頂けると思いますので最後までご覧下さい。


Clarks

イギリスに現存する最古のシューズブランドとして知られる老舗です。

その歴史は今から約200年前に遡ります。
サイラスとジェームスのクラーク兄弟により1825年に創業されたクラークス。

本格的なシューズ製作に着手するまでには少し時間があり、認知され始めるのが

1950年に発売されたデザートブーツです。

第二次大戦当時、英国軍が進駐していたビルマ(現ミャンマー)で見たゴム底のシューズをヒントに考案されたのがデザートブーツ。

当初は社内でも不評で誰もがその先行きを悲観していた。
ところが、アメリカでの爆発的なヒットを受け、逆輸入される形でイギリスでも定着。

今ではクラークスを代表する永久定番。

因みに、デザートブーツが軍用靴として開発されたという話は違うみたいです。

↑デザートブーツは少し遅れて入荷予定です。

当時イギリス人の中ではカジュアルすぎて受け入れられていなかった様です。

しかし、アメリカに渡るとスニーカーの様に履けて楽だという事で大ヒット。
このことからアメリカ人とクラークスは深い関わりがあるという事です。
大きくいうなればアメリカに渡っていなければ私たちは知る事も無かったブランドかもしれません。




デザートブーツが有名なのは皆様ご存知の事。

個人的に一番好きなモデルがクラークスのもう一つの代表作
ワラビーブーツが発売されたのは1966年のこと。
カンガルーの小型有袋類ワラビーに由来するモカシン仕様のシューズは
お腹の袋で子育てする有袋類の習性をソフトな履き心地で表現したもの。

なんだか履いていると暖かい気持ちになるのは、ワラビー由来なのかもしれません。




履くとこんな感じです。

気取らずパッと履けるのが良い。

アメリカ物との相性もバッチリ。デニムとの色合わせが綺麗で惚れ惚れしますね。

私個人としては、キャメルのウールパンツやヘリンボーンパンツに
同系色であわせたいです。

ぜひこれからの御供に!

それではまた次回です。

USONIAN GOODS STORE 髙梨

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