こんばんはカイです。

最近暑いナァと思ってたらいつの間にか日も長くなってました。今年で3年目に突入したモヒンダーのサンダルを引っ張り出してきまして、ここ1週間はサンダル生活。今年もモヒンダーの別バリエーションを買おうかな（乞うご期待！）、と思う反面、抗えない魔力で僕の視線を奪うのは、やはりこのブランド。

誰が言い始めたか、サンダル界のロールスロイスとも言われるJUTTA NEUMANN。様々な媒体で取り上げられているため、ご存知の方も多いと思います。USONIANでは、2019年の春夏から取り扱いをスタートしました。

職人が1から完全ハンドメイドで作り出す希少なブランドで、それでいて履物としての履き心地も抜群なのだから恐れ入ります。ドイツ生まれのJUTTAさんがパリを渡りニューヨークにたどり着き、以降この地で革職人としてアトリエを構え、そこで愛を込めて作った製品が海を渡り、遥か東の日本で売られる。地球は広くて狭いと実感する瞬間です。

数10種類あるデザインの中から今回注文したのは、ALICEと呼ばれる、斜めにカットされた革ストラップが特徴的なもの。前回のHERMESと比べて少しばかりシャープなデザイン。

加えて、アッパーの革も通常のモデルとは違うものを使ってもらいました。その名もワイオミングレザー！強く入ったシボが特徴的なワイオミングレザーは、今までのスムースレザーとは一線を画す、柔らかくも強靭な革。これのお陰で、JUTTAのサンダルの唯一とも言える、「靴ズレしやすい」ウィークポイントが完全に消え去りました。驚きのしなやかさです。

そして何より。

定番のブラックの対としてご用意したのはブラウンではなく…

ダークグリーン！

ワイオミングレザーにしか展開がないカラーリングで、深い深いグリーンが焦げたブラウンのインソールにそれはもう良く合うこと。

ブラックほど重たすぎず、ブラウンほど砕けない、間に位置するナイスな色。

チョコレートブラウンのリネンも

アイスブルーのリネンも

難なくこなせるステキなカラー、ダークグリーン。

そして、更なる定番ラバーの皆さんのためにも、ワンストラップのシンプルなSIMONEもブラックカラーでご用意してますのでご安心を。

JUTTAの全てのサンダルに共通するのが、土踏まずを持ち上げるように迫り上がったアーチサポート。足の治療や矯正を目的に生まれた、オーソぺディックシューズを原点とするALDENやBIRKENSTOCKなどに見られるディテールで、歩行の補助と矯正を兼ねるナイスアーチ。これを端正なサンダルで実現してるのがJUTTA NEUMANNの恐るべし点です。

書けば書くほどモヒンダーから浮気しそう…

ハヤノ カイ