TRAD WITH A TWIST: CRICKET SWEATERS FROM ROWING BLAZERS
10/31/2019そろそろセーターシーズン突入です。ご要望は数々いただいていたものの、なかなか良いアメリカのセーターを届けられず、オープンから歯痒い秋冬を過ごしてきた我々でしたが、今年はTAILORED INDUSTRYが加わり、ようやく納得のいく(アメリカ製の)冬のミッドレイヤーをお届けできるようになりました。それだけでも大変喜ばしいことなのですが、今期はなんとROWING BLAZERSからもヒネりの効いたセーターが入荷してきてます!
クラシックなセーターの代名詞とも言えるクリケットセーターですが、さすがROWING、コスプレのようににならないリアルなスタイリングです。
今回のROWINGのセーターは“クリケットセーター”と名付けられていますが、“テニスセーター”とか“チルデンセーター”とも呼ばれていたりします。ちなみにチルデンセーターの名はアメリカのテニスプレイヤー William Tildenから来ていて、和製英語なので英語圏だと通じないかもしれません。珍しいところだと“ゴルフセーター”という呼び名もあるくらいなので、クリケットやテニスなどに限らず、幅広いスポーツで親しまれていたのでしょう。
なんとなくいい子ちゃんなイメージがあるクリケットセーターですが、ルーツの通りにこのぐらいスポーティに合わせてOKな振り幅の広い服です。
そして襟元や裾元に配された色はスクールカラーやチームカラーを表していることが多く、ROWINGのこのストライプはまさしく彼らのハウスカラーです!ブランド創設者の1人でもあり、自身も女子ローイング全米チャンピオンのKeizah Beallによってデザインされたレインボーカラーのストライプは、ブランド創設以来彼らの数多くの作品に使われています。ちなみに今夏発売したSPERRY x ROWINGのボートシューズも同じ配色。あわせるとこんな具合です。
Croquet Striped Cricket Sweater |
ぱっと見派手ですがストライプの色数が多いのでどんな色と合わせてもまとまります。
プレッピーにいくならチェックのトラウザーは要チェックです。サイズはXS着てます。
袖も抜かりなく。
お次はイエローパープルの珍カラー。
まっさきにNBAのレイカーズが思い浮かびます。
Purple and Yellow Cricket Sweater |
こっちはサイズSを着用。
袖が結構長くなるので、長めの袖リブを一つ折り返すとナイスバランス。
中のシャツはインディビのピンオックスなんですが、ベースのクリームとストライプのイエローと良いバランスです。
今季のROWINGのテーマは“POST IVY”。かつてのアイビースタイルのその後、典型的なIVYではなく、そのエッセンスを大事にした自由なスタイルをテーマにしています。
デニムを合わせ、ボタンダウンを外したこのスタイルはまさに今季のテーマを表しています。こんな具合に自由に楽しんでください。
ハヤノ カイ
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