WINTER MUST HAVES "US ARMY THERMAL"

10/23/2019

小さいころはへっちゃらだった寒さも年を重ねると体が弱くなってくるのか、年々対応できなくなってきました。最初は普通の長袖Tシャツから始まり、次にスパッツと装備が強固なものになっています。おかげで冬に風を引くことも少なくなってきた気がします。
そんな冬に重宝する冬のインナー。こちらはいかがでしょうか。




DEAD STOCK US ARMY L/S THERMAL / 4,800YEN(EX-TAX)


2000年に製造されたアメリカ軍向けの防寒用のサーマルウェアです。サーマルとは英語の THERMO (温かい・熱)に由来し、簡単に説明すると空気を含んで逃がさず温めてくれるウェアのことです。ハニカムなどと呼ばれるハチの巣の様な独特の凹凸のある編み目が特徴で、この編み目に空気が入り逃がさないことで断熱・保温効果が生まれます。




ダウンウェアなどで用いられるフィルパワーという言葉もこれに近い意味合いで、空気をどれだけ含むかというのは温かさを得るには重要な要素ということです。




製造は South Carolina州 Hemingway という場所にある、その名も Hemingway Apparel という会社が製造しています。コットンそのままの色を活かしたアイボリーカラーは綺麗すぎないので着古して味の出たものとの相性もいいです。
また、コットン100%の生地は静電気が起きにくく、最初は固い生地感も着用を繰り返すことで柔らかくなりだんだんと身体にフィットするように伸びてくれます。






幅のあるネックリブは空気の侵入を防ぐと共に、温められた空気が逃げるのも防いでくれます。そして詰まった首元はクラシックでスポーティーな雰囲気を演出してくれると共に男臭さも出してくれます。元来肌着として着るための物なので肌に触れる面積が多いことが想定されています。そのため凹凸が少なくなるように縫いは全てフラットロックシーム使用。ぼこぼことした縫い重なり分部のストレスは無く着心地が良いです。
それに上に着る服に凹凸が出ないのもいいです。




良い意味でファッションとして作られたものではなく道具として作られたリアルなウェアは、デザインや機能も目的のために簡潔です。僕たちはファッションとしての外見、つまり見た目の部分も好きですが、縁の下の力持ちの様に日々に寄り添ってくれるこうした道具としてのウェアも好きです。

汚れたら洗ってまた着る。繰り返していくうちに手放せなくなることでしょう。

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