RECOMMENDED ORDER COLLAR "BAND"

6/16/2019

昨日の雨が嘘のように、すっきりとした晴れの日曜。


汗ばむ気候ですが、出かけるには絶好のお天気ですね。

本日はオーダーのすすめと、いうことで B.D や CAMPと同じく個人的おすすめの襟についてご紹介です。





BAND COLLAR (バンドカラー)

フランス・ノルマン地方の貴族によって開発されたバンドカラー。

現代と異なり、当時は下着として着用されていたシャツですが、襟が擦れて破れないように、

そして寒さを防ぐようにBAND(襟)状の襟を付けたことから、着用されるようになったスタイルです。




現在 INDIVIDUALIZED SHIRTS では、BAND COLLAR は RAW BAND と言われる、

襟の低いタイプと、HIGH BAND と言われる襟の高いタイプの、2種類をご用意しています。

レギュラーカラーや、ボタンダウンシャツと異なり、きっちとしたスタイルのブレザーなどのジャケットに合わせるには、不向きですが、

ジャケットを着るには気温が高い夏時期などは、首回りがスッキリとして、程よくリゾート感が出るとても着用しやすいスタイルです。






私が好きなサイズ感は、程よくゆったりとしたサイジング。

あんまりタイトな細目のシルエットだとモダンになりすぎてしまいます。ましてやバンドカラーに合わせると、宗教っぽくなりますからね。

ただ、ゆったりと言っても、ただバカでかくするわけではなく、肩や胸、袖など、

合わせるところの長さはしっかりと合わせ、ウェストの絞り具合をゆるくし、着丈をいつもより1インチ長くしたクラシックなスタイルです。

提案としては、ヨーロッパのグランパシャツなどに近いかもしれません。

載せているシャツは私が個人的にオーダーしたシャツなので、同じ生地でのオーダーは難しいのですが、

同じスタイルでのオーダーは可能です。


また、襟の分部を白い生地に変更したクレリックなんて粋な仕様にもできるので、是非お試し下さい。

少なくなってきてしまいましたが、既製品ではリネン生地を使ったバンドカラーシャツをご用意しています。

通気性や速乾性に優れたリネン生地。これからの時期はとても良いですね。


最後に私の好きなバンドカラーのスタイリング。

映画GOD FATHER 2 のドン・コルレオーネの若い時を演じた、名優ロバート・デニーロの作中のスタイルと、80年代の GIORGIO ARMANI の 80年代のコレクションです。










どちらも程よくゆとりを持たせたサイジングと、雰囲気がとてもうまくマッチしています。

正統派アメリカンクラシックなスタイルもいいんですが、たまにはこんなもいかがでしょうか。

様ざまなスタイルに対応できるのが、オーダーシャツの魅力。お好みのスタイルで。

もし気になればぜひ。オーダーについては、わからないことがあればぜひご相談ください。

それでは。

USONIAN GOODS STORE
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