ANTIQUE WATCH - OMEGA

10/06/2020


昨日に引き続き、ANTIQUE WATCHをご紹介させて頂きます。
本日は"OMEGA"です。

まずは簡単な歴史から

OMEGA

スイス時計の代表ブランド
オメガの創業は1848年。
スイス時産産業の中心地として名高いジュラ山脈のラ・ショー・ド・フォンに
時計師ルイ・ブランが創設した工房が始まりだ。

1880年には、現在本社が置かれるビエンヌの街に工場を設立して本格時計メーカーへと転換を図り、1889年には年間10万個を生産するスイス最大手へと成長した。

1894年には伝説の高性能ムーブメントが発表される。
この新型ムーブメントは、「究極」という意味を込め、ギリシア語のアルファベットの最後に登場する「Ω(Omega)」と名付けられた。「オメガ」ブランドの誕生です。

1903年
それまで使われていたルイ・ブラン兄弟会社に変わり、"オメガ"が正式に社名になりました。




ルイ・ブラン


そして、1965年にアメリカ航空宇宙局は宇宙空間でも使用に耐える腕時計を選定するため時計店の店頭で各社各種の時計を購入して耐熱性、耐寒性、耐衝撃性など様々な試験を
行ない、
この結果"スピードマスター"のみが合格したため"スピードマスター"はアメリカ航空宇宙局の公認クロノグラフとなりました。

アメリカ航空宇宙局がスピードマスターを選定したと発表があった後、代々の重役を国防省からの天下りで構成していた当時のアメリカ大手時計メーカーであったブローバより「国家的プロジェクトにはアメリカ製品を使うべきではないか」とのクレームが入り、
ブローバの技術陣が特別に1つのみ製作したクロノグラフとスピードマスターによる再選定を行ったが、結果はスピードマスターの勝利。

前回のBLOGで"BLOVA"のご紹介をしましたが
深い関わりがありましたね。

個人的には、国家プロジェクトには自国の製品を使いたいという気持ちがわかるような気がします。

しかしながら、それをも凌駕するOMEGAの性能には脱帽です。

さて、長々とお話ししてきましたがイベント期間でUGSにでご紹介するモデルは
こちらです。

OMEGA
SEEMASTER COSMIC
1970年製
34mm
98.000+tax

60年代後半から70年代のスペースエイジを代表するモデルで、
その名も"COSMIC"
外周が黒くカラーリングされたツートーンダイヤルが最高にクールです。


OMEGA
1958年製
34.5mm
89.000+tax


オメガファンの間でも名機として知られる30mmキャリバーを搭載したオメガ。
少し焼けた文字盤もアンティークウォッチならではです。

今回は、ここまで。

次回もお楽しみに!

USONIAN GOODS STORE 髙梨


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