ROWING BLAZERS FW20 + ANTIQUE WATCH: WALTHAM

10/12/2020

 こんばんは!カイです。先日入荷したROWING BLAZERSの新作たち、紹介が遅れておりましたのでどどんと行きます。

上のパッチワークツイードは今季の象徴的なデザイン。ひとまずはキャップのみですが、遅れてスポーツコート、トラウザーズも入ってきます。パッチワークのツイードってものすごく手間がかかるのに、それを揃いで作ってしまうとは恐れ入ります。

ここからはコーデュロイキャップ。
トップバッターはHARRY'S NEW YORK BARとのコラボレーションもの。パリに実際にバーを構えるHARRY'S NEW YORKのオフィシャルロゴです。元はパリにあった普通のビストロでしたが、後に著名なアメリカ人ジョッキー、トッドスローン氏が買い取り、NEW YORK BARと改名します。バーテンダーでもあり、その後バーを買い取ることになるハリーマッケルホーン氏が自身の名を頭に付け、晴れてHARRY'S NEW YORK BAR となります。つい最近までハリーの孫であるダンカンが運営していましたが、彼の亡き後、現在は妻であるイザベルマッケルホーンが運営しています。


パリなのにニューヨークなのが不思議でだらだらと説明させていただきましたが、グリーンのコーズにポップなロゴが単純にイイ。見た目重視でいきましょう。

お次の蛇口も実は深いんです。オックスフォード大学に50年代まで実在していたBATH CLUB(バス・クラブ)。今でいう所のサークルに近いカジュアルな集まりだったようですが、それの紋章がこの金色の蛇口。そしてこの蛇口の意味するところはなんと、「女子大で風呂に入ったことがある」人間であること。こんなふざけた集まりにも意味のあるロゴをつけて遊ぶ精神こそ、学生らしさ。プレッピーの本質かもしれません。


プレッピーの本質に言及するなら外せないのがこの標語。
Are You A Preppie?



プレッピーとは?に面白おかしく言及したこのポスター、70年代当時のバージニア大学に在学中の学生が作ったもので、このふざけっぷりこそまさにプレップ。真面目にふざけることこそがプレッピーの在り方。同じシリーズのフーディ、Tシャツもありますがこれだけで1記事書けるのでそれはまた次回にします。

そして定番のチノにバーガンディが追加。秋冬らしい濃厚な色味です。
ピンクのオックスに合わせたい。


最後にパープルコーデュロイのスーツ。バラバラでも買えます。
パンツは上のと同じ形、ジャケットはいつも通りの3ツボタン段返り、ノーベント。スポーティです。ベロアのような極上のコーデュロイ。


今季も最高のラインナップです。早速動きが速いので、気になる方はお気軽にご連絡をどうぞ。

そして来る金曜日からのアンテークウォッチイベントから、イチオシ2本をクローズアップ!

WALTHAMは1850年に創業したアメリカ最古の時計ブランド。
懐中時計が一際有名なウォルサムの中でも実用性とデザインの両立が素晴らしい60年代の腕時計を2本ご紹介します。



SUPER VOICEと名のついたこちらは、バルカン社のムーブメントを搭載したアラームウォッチ。そうです、なんと目覚まし機能のついた腕時計。しかも手巻きなのがまたグッときます。2時の位置に付くボタンを押し込んで、リューズを操作してアラームを設定します。時計も精密機械なんだってことが改めてわかります。¥148,000+tax



ムーブメントに使われているルビーの数が多く、文字通りの高級機。デイト表示も付き、なおかつ自動巻き。艶のあるフェイス、この時代にしては幅のある20mmのラグ幅と高級感の滲み出る時計。¥98,000+tax

10月16日から19日までの4日間!ご来店お待ちしてます!

ハヤノ カイ


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