RAINY DAY ESSENTIALS

6/13/2020

こんばんはカイです。今日は雨が降っては止んでの不安定な天気の中、ご来店くださったみなさまありがとうございました!毎年わかってはいるのに、梅雨の時期は気分が滅入ります。

雨専用のものでテンションを上げるのも一つ手ではありますが、それが晴れているときにも使えるものだと、なおイイですよね。特に靴。
レザーソールは嫌だし、そうなるとラバーソール…でもそうなると雰囲気が重たいし、そもそも革靴やめるか…?みたいな戦いも今日解決するかもしれません。


革靴は、ちゃんと履いた後に手入れさえすれば雨の日だって履けます。なんならキャンバスや合皮のスニーカーよりよっぽど強靭です。ただここでネックなのが、“手入れさえすれば”ってところで、結構めんどくさいです。基本的に手入れは足りないぐらいがカッコいいと思っている僕ですら、さすがにザーザー降りの雨のあとはきちんと手入れします。それ程にまでに、革は水分で濡れたあとの処理をしっかりしないと割れたり破れたり、シミになったりします。

そしてビーンブーツやらなんやらいろいろと経て、最近たどり着いたのがトップサイダー。服装全体の空気はシャープでありつつも、どこかに軽快さや“ゆとり”が欲しい僕にとって、スキッとしたフォルムと軽くて明るい素材は正に打ってつけでした。


そんでなんでコレが雨の日にいいんですかいってことなんですが、元々は船の上で履くことを前提に考えられたものだけあって、非常に滑りにくいんです。こんな具合にソールに溝が掘ってあって、この溝のおかげで滑りやすいタイルや金属の上でも滑らずに普通に歩けます。


ノンスリップの靴を開発しようとしたポール・スペリー氏が、自分の犬が甲板の上で滑らずに歩いているのを不思議に思ったことが、今日のトップサイダーにも搭載されているスペリーソールの開発につながりました。
ヨットクルージングの専門誌、MOTOR BOATING の1955年の号にも広告が掲載されていました。さすが、信頼は厚かったようです。


素材はコットンなので汚れたら洗えますし、本気で気になるなら防水スプレーでもぶっかけておけば全方位撥水の優れものになります。
ROWING BLAZERSとのコラボも記憶に新しいですよね。ローイングコラボの方はアッパーが彼らのブレザーと同素材なだけあって、オリジナルのコットンキャンバスよりも丈夫な気がします。買ってから結構な頻度で雨の日も晴れの日も履いてますが全然汚れてません。今日も履いてます。


トップサイダーが滑りにくいソールならば、こっちは濡れないアッパー。
東海岸代表のVANS!スケーターのスニーカーとして誕生しただけあって、頑丈さはお墨付き。
スペリーのCVOに少し丸みを持たせたフォルムも可愛げがあって好きです。ポップなカラーリングなのもイイですよね〜
暖かい時期履きたくなる色合いです。



肝心の雨への強さですが、実はこのオーセンティック、ピッグスエードのアッパーに3M社のスコッチガード加工が施されていて完全に水を弾きます。革なのに!


すごいでしょう!
色もスニーカーだからこその楽しい配色。

気持ちもどんよりしがちなこの時期、普段の晴れの日に使っているものを、ナチュラルに雨の日に応用できるだけで気持ちが晴れやかになるものです。そういうちょっとした変化をぜひ楽しんでください。

ハヤノ カイ

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